今日はバレンタインデーにおすすめのアイテム、コインケースを紹介します。
前々回のこのブログで、スタッフのオススメアイテムをご紹介しましたが、その際2人ともがあげたのがこのコインケースでした。
2人とも実際に使っている中での実感として、男性、特にお財布をポケットに入れて持ち歩くというライフスタイルの方にオススメしたい一品です。
内側はこのように丸い穴が特徴の受け口と、小さなポケットがあります。

受け口の部分を少し指で浮かせて、そこに中の小銭をひっかける形で中身が一目で確認できます。
下の写真の2つの小銭入れは右が新品のもの、左がスタッフが約5年使用したものです。
(ステッチの色は元々違う色です。現在は右の生成りを定番の色とさせていただいております。)

使い込むことで革に艶が出て、柔らかく馴染み、深い色合いに変化していることがわかります。
革製品好きな方にはたまらないですね。
ポケットなど擦れることの多いところに入れて使用すると変化は早くなります。
このコインケースをおすすめしたい一番のポイントが「薄さ」です。

上と同じく右が新品、左が使い込んだものです。
はじめはハリのある革なため、その張力でふくらみがありますが、使い込むほどに革が柔らかくなり、厚みも抑えられます。
ポケットに財布を入れる男性には、この「薄い」ということがとても重要なポイントになります。
大切に、でもハードに、長く使っていただきたいコインケースです。
コインケース<Undo> 6300円
カラー:ブラック・ダークブラウン・グリーン・オレンジ・ブルー
*バレンタインギフト特集ページ→Munekawaバレンタイン
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
革製品の材料として、もっとも多く使われる牛革。
一口に牛革と言っても、年齢・性別によって特徴や名称が違ってきます。
今回はその違いをお話したいと思います。
●カーフ
生後6ヶ月以内の子牛の革。
キメ細やかでなめらかな、肌触りのよい革です。また、柔らかく、薄いので成牛と比べると耐久性は劣ります。一枚の面積が小さく、希少なため、高級素材と言えます。
小さく、薄いため鞄にはあまり使われず、高級な財布や革小物、靴などに使用されます。
●キップ
生後6ヶ月~2年の牛の革。
子牛と成牛の真ん中に位置する革です。カーフほどではないけれど、成牛よりはキメ細かく、柔らかく、希少な革で、成牛ほどではないけれど、カーフよりは耐久性があります。カーフに比べ、大きな面積で取れるため、高級バッグに使われることが多いようです。
●カウ
生後2年以上の牝(メス)で、出産経験のある成牛の革。
大判でとれるため、大きな鞄や、ジャケット、家具などにも使用され、財布やベルト、靴など様々な用途に使われる、代表的な牛革です。キップよりも厚みがあり、丈夫な革です。
●ステア
生後3ヶ月~6ヶ月の間に去勢した、2歳以上の雄(オス)の革。
非常に厚みがあり、堅牢な革で、こちらもカウと同様様々な用途に用いられる代表的な牛革です。
●ブル
生後2年以上の去勢していない雄(オス)の革。
最も厚く、硬く、丈夫な革です。繊維も粗く、主に靴底に使われるそうです。
主にはこのように分けられています。
人と一緒で、こどもの肌はキメ細やかで柔らかく、肌触りも良いですが、その分耐久性に欠けます。大人の特に雄は厚く、丈夫ですが、表面の繊維が粗くなってしまいます。
そういった特徴を読み取り、活かして、それぞれの特性にあった革製品をつくりあげていくのは先人たちの知恵と言えます。
もちろんこういった分け方だけでなく、その部位や加工方法によって革の特性や表情は大きく変わってきますが、革製品を見る時、その肌触りや硬さ、キメ細かさなどに注目して見てみるのもおもしろいのではないでしょうか。
*バレンタインギフト特集ページ→Munekawaバレンタイン
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
もう間もなく、バレンタインですね。
何をプレゼントしようか?
色々とお悩みの方も多いのでは?
そこで、少しでも参考にして頂ければと思いスタッフ(男目線)から見てMUNEKAWAの中でプレゼントしてもらったら嬉しいランキングベスト3を紹介したいと思います。
MUNEKAWA(30代後半)
スチール板の重みも加わって更に重厚感。
薄くなるため、パンツのポケットに入れていても気にならず機能的。
(小銭をいつも30枚以上携帯される方には<Grip>がおすすめ。)
最近、お札を大切にされる方が多く、お札を曲げて入れる二つ折り財布から長財布に変更される方が増えています。
(パンツのポケットに入れられる方には、<Feel card>がおすすめ。)
KANJI(20代後半スタッフ)
もうそろそろ、ビジネスアイテムは良いものを持ちたいと思うので。
自分が使っていて一番、使い勝手は良かったので、おすすめです。
それぞれは見た目だけでなく
実際に使ってみて仕様感も含めてのランキングにしています。
と言っても、二人しかいませんので、あくまでも参考程度にしてくださいね。
思い出に残るバレンタインデーになる事を心よりお祈りしております。
すべてのアイテム→http://munekawa.jp/items/category/
今日は縦長の三つ折り財布<Mood>をご紹介します。
こちらは、今(2012.1月現在)old and stillの中では唯一の財布となります。
とてもやわらかく肌触りの良い革です。
中はこのようになっています。
小銭入れは見やすく取り出しやすい大ぶりなつくりです。
特徴はカード段の一番下の段がななめに開くようになっていること。
切符やレシートなど、形やサイズがカードと違い、ちょっとの間だけ入れておくものを入れやすくしてあります。
カラーはこの3色。
この革は使い込むほどに色味や質感が変化していくことが特徴ですが、特にプレーンは変化が激しい色です。
左が新品、右が半年ほど使用したものです。
ヒップポケットに入れて使用していたこともありますが、かなり変化が進んでいることがわかります。
使い込むほどに飴色になっていき、革製品を使う楽しみがわかりやすい財布です。
上のほうに線みたいになっているのはポケットに入れた時、はみ出る部分のラインです。こういったシミや汚れも「自分だけの財布」になっていく過程として楽しんでいただきたいところです。
手でつかむのにちょうどいいサイズ感です。
レディースかと思われがちですが、男性の私が持っていても全く違和感なく使えるユニセックスなモデルです。
*詳しくはこちらから↓
23940円(税込)
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
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今日はWEBに掲載していないアイテム「ビジネストートバッグ」をご紹介します。
この鞄は外側はもちろん、鞄の中まで全て革を使って仕上げた、本当の意味でのフルレザーバッグです。
牛革を贅沢に使用し、一枚の革からひとつしかとれない鞄となっています。
厚みと固さ、張りのある革をそのまま活かし、自立するほどしっかりとした作りになっているため、型崩れする心配もありません。
開口部にはファスナーがついているので、大事な書類なども安心して入れることが出来ます。
中には蓋付きのポケットがあり、マチのある大きな荷室です。
内側にはしなやかで、肌触りの良さが特徴の馬革を使用。適材適所に素材を使いわけています。
この鞄は完全受注生産で、一点ずつ作っているため、革の色、糸の色を選んでお作りできるようにしています。さらに、ポケットのサイズやマチ幅、内側の革など使用されるお客様のスタイルに合わせた製作が可能です。(*構造を大きく変えるようなオーダーは受け付けておりません。ご了承ください)
はじめに掲載した写真の鞄は、最近オーダーいただいた鞄です。
ビジネスシーンに定番のブラックの革にグリーンのステッチが利いています。
革の色を変えると、イメージも全然違ってきます。
前から、オレンジ(ステッチ:ダークブラウン)・グリーン(ステッチ:イエロー)・ブラック(ステッチ:グリーン)
<Munekawa>ビジネストートバッグ ¥105,000(税込)
詳細はメールにてお問い合わせください。
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
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新年、あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方にこのブログや、Munekawaのサイトを見ていただきました。
今年もみなさんが「へぇ~」と思うような、革や道具のこと、製作のこと、そして製品のことなどをお伝えしていきたいと思っています。
今年も一週間に一度ほどのペースで製作現場の裏側をお届けしていきますので、気が向いたら時々覗いてみてください。
それでは今年も宜しくお願いいたします。
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*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
今日は革の復元力をお見せしたいと思います。
革製品を使われている方の悩みのひとつが、傷が気になるということではないでしょうか?
Munekawaで使用しているような植物タンニンなめしの革は、どうしても使用している中で傷がついてしまいます。
ただ革によっては、それをこすったり、揉んだりすることでかなり目立たなくすることができるものがあります。
Munekawaで使用している革もそんな革のひとつです。

(左がMunekawaラインの外側の革、右がold&stillの革)
こちらの写真はキレイな状態の革です。
自然素材ですから、そもそもの牛が持っていた傷がある場合はありますが、後からついた傷はありません。
そして一番多いのが、爪でひっかいてしまった、ひっかき傷。
新品のものにつけてしまったりするとショックは大きいですね...。
今回はわざとなので豪快にひっかきました。
これを乾いた布地で強くこすります。
傷を押しつぶすようなイメージでしょうか...。
すると、ほとんどわからないくらいキレイになります。
もちろん、その傷の深さや付き方によってくるので、必ず戻ってくれるわけではありません。
先の尖った針などの細い傷はもどりにくかったりもします。
ただ普段使用している中で自然についてしまった爪の傷くらいであれば、試してみる価値はあるのではないでしょうか。(*Munekawa製品の革の場合です。他の革の場合、こすった部分が余計に汚れとして目立つものもあります。)
要注意点としては、こすり過ぎるとその部分だけテカってきてしまいます。
実際写真のものもよく見ると、右のブラウンの革は真ん中あたりが少しテカってきています。
ある程度強くこする必要はありますが、必死になってやりすぎないようにお気を付けください。
また、染色されていない生成りの色の革は、特に部分的に色が濃くなるので気を付けてください。Munekawaラインの小物の内側に使っている革などこすらないほうが無難です。生成りは傷が目立ちにくい色なので、余計に色の差が目立ってしまう恐れがあります。
とは言え、長く使えばそれだけ傷はつきます。
そして最終的には傷がついたところでよくわからないくらいになってきます。
ここまできてこそ完成。と言う人もいます。(カラーはグリーンです)
傷は味わいだから気にしませんという境地までいくと本当の革好きと言えるのかもしれません。
とはいえ私も自分で作ったわけではない靴の傷については気にしてしまいますが...。まだまだです。
*現在クリスマスに向けて期間限定のギフトラッピングサービスをしております。今の期間だけ、ケア用オイルも無料でついてきます。詳しくはこちらをご覧ください→ラッピングサービス
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今日は「Munekawa」ラインで使用している革のことを書きたいと思います。
普段お客様とお話している中で、最もよく聞かれる質問が「これは何の革ですか?」ということです。
少し詳しい方ですと、「コードバン(馬のお尻の革)ですか?」と聞いてこられる方も多くいらっしゃいますが、Munekawaの定番製品で使用している革は全て牛の革です。
・Munekawaラインの表に使っている、発色が良く張りのある革。(イタリア産)
・Munekawaラインの小物の内側に使っている、きめ細やかな肌触りが特徴のヌメ革。(ベルギー産)
・Old and Stillラインに使用しているしなやかさとアンティーク感が特徴の革。(イタリア産)
主にこの三種類を使用しており、全て牛革です。
今日はこのうちの一番上の革のことについてお話します。
この革は、イタリアトスカーナ州で木の渋(タンニン)等の自然素材を用い時間をかけて製革された植物タンニンなめし牛革(ベジタブルタンニングレザー)です。
革の自然な表情が失われないよう透明感のある染色をし、その後、吟面(革の表面)に高圧アイロンで熱を加える事で革に張りと淡い艶を持たせています。
透明感のある染色と淡い艶がクラッシックな雰囲気を演出している革です。
この革は半裁といって、一頭の牛の革まるまるではなく、半分に裁断された状態で仕入れる形になります。同じ半裁でも、縦に背骨のラインに沿って、裁断する場合と、横に裁断する場合とがありますが、この革は横に裁断した、上側、つまり肩周りから背中にかけての革です。こういったものをショルダー革などと呼んだりもします。
非常に繊維が密なことが特徴で、裁断の時など独特の芯がありつつも、スーっと切れる、独特の感触があります。繊維が細かいことにより、手触りがなめらかで、伸びなどにも強い素材です。
また、とても脂分が多く、表面はしっとりとして手に吸い付くような感覚があります。そのことにより、使い込む中でキズなどがついても、もまれることでキズが目立たなくなることも特徴です。
トラという首回りのシワからくる模様や、細かな傷が多く、色味も一枚一枚必ずしも均一でないなど、作り手としては非常に難しい部分がありますが、それはそれだけ、革という素材を大切にし、その良さを最大限引き出す、無理のないつくりをしている証拠でもあります。
「良い革」とは何か、ということはそれぞれの価値観にもよる、答えのない問いではありますが、多くの方に「良い革」だと言っていただけ、そしてなにより作っている私たち自身が「良い革だなぁ...」と思える魅力的な革です。
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*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
今日はヤットコという道具を紹介します。
「ヤットコ」自体は革関係以外でも物を作る仕事や趣味のある方には馴染みのある道具ではないでしょうか。
一言でヤットコと言っても形は本当に多種多様ですが、Munekawaで使用しているヤットコはこのようなものです。
本来は口金をおさえるためのヤットコなのですが、Munekawaでは、その先端の平らになっている部分に革を貼り付けて、縫製の前に糊付けした部分をさらに強く圧着する作業で主に使っています。(革を貼り付けるのは、製品となる側の革に傷をつけないためです。)
厚みのある部分や、ミシンをかけにくい場所は手で押さえているだけでは、縫っている最中にずれてしまい、取りかえしのつかないことになるのでこの一押しが重要です。
このヤットコは最近グリップにも新しく革を巻きました。
<こちらのブログをご覧ください→スタッフダイアリー>
皮革用工具としてのヤットコだけでも口金止め用、口金入れ用、カシメ用、ファスナー止め用などなどあり、先が細いものから太いものまで、平らなものから丸いものまでいろいろとあります。
様々な作業を、少しでも効率よくやろうとする人間の発想はすごいですね。
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*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
こちらの手縫いのお財布、一辺が約10cmくらいなのですが、外側を一周縫うのにどのくらいの長さを使うでしょうか。
この財布は上の辺は縫わないため、両側面とそれぞれ下の辺の4辺を縫って、縫う距離自体は大体40cm強。単純に考えると40cmくらい使うのかなとなるところですが、手縫いの場合一本の糸の半分から上糸、下糸となって表裏それぞれ糸があるので倍の80cm。
しかし、実際は財布の厚み分、一目ずつ遠回りをするのでさらに長くなります。また糸を返す部分や、針に通すために必要な余分、そして縫っていく中で糸がからまったりするトラブルが起きた時に、はじめからやり直さなくてもすむように、少し長さに余裕をみて...実際縫う時には約160cmくらい糸を切るところからスタートします。

(前半は余っている糸が長いので、糸が絡むことに注意して縫わなければなりません)
縫っている最中に糸が足りなくなる、ということが一番悲惨なので、基本的に余裕を持って縫いたいところなのですが、糸が長すぎるととても縫いにくく、途中で絡んだりもしやすいので、時間がかかってしまいます。特に自分が手を広げた長さ以上の長さで縫う時は、一度で引っ張りきれないのですごく手間がかかります。
長すぎず、短すぎず、絶妙な長さで縫うのがスピードも速く、結果的にキレイに縫えるのです。
ちなみに一番はじめの写真の糸の長さは新品の状態で1000m(写真のものは半分以上使用しています)。つまり1㎞!財布だけをつくり続けて使いきるのは気の遠い話。
そう考えると糸を使いきって買いに行くというのもなかなか感慨深いですね。
ちなみにこちらのお財布は新しくなったオンラインショップにまだ情報が出ていません。今後出していく予定なのですが、気になる方には詳細をお伝えし、ご購入いただくこともできますので、下記までご連絡ください。
06-6632-5700
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP
タイトルの通り、先日11/17に、MunekawaのWebサイトおよびオンラインショップのページをリニューアルオープンしました。
サイト内の構成を一新し、皆様に よりご覧いただきやすい形になったかと思います。
これまでもオンラインでの販売をしていた「Munekawa」ライン
に加え、これまでは店舗限定での販売しかしていなかった「Old and Still」ライン
今までもあった「Munekawa」ラインもも大幅に改良を加えています。
今日までにこのブログで先行して紹介していたアイテムの詳細もご覧いただけますので、是非ご覧ください。
今後とも宜しくお願いします。
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→online shop
今日は少しマニアックなところにスポットをあててみます。
それはミシンのおさえ。
このパーツが革をおさえて、革をおくってくれることでブレずに真っ直ぐに縫うことができます。
しかし、おさえと言っても、種類がいろいろとあります。
Munekawaでは、上の写真の四種類を主には使用しています。
一番多く使っているのはこの形。
小さいので、立体的なものを縫ったり、曲がっているものを塗ったり、様々な場面で応用できる便利な一本です。よく見ていただくとわかる通り、革にあたる部分には革を巻いて、少しだけ浮いた状態になっています。
厚みのある革を縫う場合など、このおさえが強すぎると、おさえの型が革についてしまうことがあるため、削って革をあてる加工をすることで、使いやすくしてあります。
しかし、薄いものを縫おうとすると、おさえは浮いているので、うまくおさえてくれず、その役割を果たせません。おさえがない状態で縫うと、ステッチが乱れてしまいます。
そういう時には下のような大きなおさえを使います。
こちらは主に生地を縫う時などに使うものです。こちらであればしっかりとおさえてくれるので薄くても問題ありません。
そして、変則的なものとしてはこちら。
通常、おさえは針に対して正面から見て左側(写真で言うと手前)にあります。しかし、このおさえは右側(写真奥)におさえが出る形になります。
こちらは主にグリップのパーツを縫う時に使われるものです。グリップのパーツは、縫うラインのすぐ左にグリップ部分がくるため、通常のおさえではおさえをあてることが出来ません。そこでこのような変則的なものを使うのです。
同じように縫っているように見えますが、縫うモノの形状、厚み、すべり、型がつきやすいかどうかなど様々な条件によって細かな道具を使い分けて、形にしていきます。
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→online shop
スタッフダイアリーでもお伝えしている通り、今月の17日にWEBページをリニューアルOPENします。
このブログでも、ここまで何度か新作の紹介をしていますが、それらの製品もオンラインショップでご覧いただけるようになります。
今までの製品から、更に細かい部分に目を配って、使いやすいように変更を加え、これまでになかったようなアイテムもご用意しています。
また、これまでオンラインショップでは「MUNEKAWA」のアイテムだけをご紹介していましたが、17日からは「OLD AND STILL」のラインも見て頂けるようにしています。
「MUNEKAWA」とはまた違ったやわらかい雰囲気で、ユニセックスではありますが、特に女性の方や、女性へのプレゼントをお考えの方に見ていただきたいシリーズです。
革も出番を待ち構えております。
リニューアル後のwebページを是非ご覧ください。
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→online shop
昨日スタッフダイアリーで、通帳ケースを紹介したのですが、製品の紹介をしているこちらのブログで紹介していなかったので、こちらでもご紹介したいと思います。
...と言っても、いたってシンプルなこのアイテム!
通帳を入れるという機能以上のことはないので、写真で見ていただくしかありません。
全部で5色展開。
会社で使用している通帳などにはベーシックなブラック、ダークブラウンが合うでしょうか。
プレゼントにはグリーンやブルーなど鮮やかな色が喜ばれます。
そして、鞄の中やタンスの中から見つけやすいという意外な理由で、一番人気なのはオレンジ。
特に女性の方はオレンジを気に入っていただく方が多いです。
表に一冊。
裏にも一冊。
計二冊が入れられます。
実際、私も通帳二冊を入れて普段使っていますが、ちょっとしたものですがあると便利です。
カラー:<out>ブラック、ダークブラウン、グリーン、オレンジ、ブルー
ミシン縫い
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→online shop
お財布を買いに来られたお客様とお話している時、今までは小銭入れのついている財布を使っていたけど、お札入れと小銭入れを分けて持つのは不便ではないか、ということを聞かれることがしばしばあります。

Munekawa 二つ折り財布(小銭入れ付)
カラー:<out>ブラック、ダークブラウン、グリーン、オレンジ、ブルー <in>プレーン
ミシン縫い
26250円(税込)
そもそも小銭入れを別で持つというスタイルは女性の方には少ないと思いますが、男性の場合でもどちらかと言うと少数派ではないでしょうか。
私自身も自分の「財布」を持つようになって、この仕事をはじめるまで15年以上、ずっと小銭入れのついている財布を使用していました。
(思えばはじめて自分の財布を持った時、なんだか大人になったような気分でうれしかったものです。その頃はまさか将来自分が財布を作っているとは...)
今メインで使用している財布は札入れ、小銭入れ別々ですが、普段からサンプル品の使用感を見るためいろんな財布を使います。

Munekawa 二つ折り財布(小銭入れなし)
カラー:<out>ブラック、ダークブラウン、グリーン、オレンジ、ブルー <in>プレーン
ミシン縫い
23250円(税込)
小銭入れのついている財布をスタンダードと考えた時、別々で持つ利点は何かと考えると、やはり財布が薄い状態で持てるということでしょう。
厚みのでる原因は大体小銭とカードなので、小銭が別になるだけで随分スリムになります。その結果、スーツの内ポケットや、ヒップのポケットに入れた時のあの邪魔な感じがかなり軽減されるはずです。
また、自分で使ってみて感じたこととして、小銭が増えるのが気ならないということもあります。単体の小銭入れで持っていると、増えたところでたいした厚みにならないので、以前のように必死になって小銭を減らす計算をするということがなくなりました。
更に、一番の利点だと思うのは、小銭入れが別になっているほうが財布が壊れにくいということです。案外見落されがちなことですが、小銭部分のパーツは中で小銭が動き回ることによって内側が破れたり、重みが集中することで財布がゆがんだり、マチが切れたりと、財布が壊れるきっかけになることが多いのです。
別になっていることでバランスのとれた、綺麗な状態で持ちやすく、その結果長く使い続けることができるというわけです。
あくまで個人的な感想ですが、決して不便ではないし、財布をポケットに入れていたい人にとっては大きな利点があると思います。
とは言え、もちろんお支払の時に両方出すのが面倒だという方は多いと思います。結局どちらを選ぶかは好みなのですが、特に財布をポケットに入れるという方は、一度別々に持つといスタイルを試してみてはいかがでしょうか。
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今日は長財布のご紹介をしたいと思います。
こちらは外観。写真のものはそれぞれ外側の革がブルーとブラックの財布です。
革の鮮やかな色味、質感の映えるシンプルなデザインです。
こちらが内側。内側はプレーンのヌメ革で、カードポケットが両面6段の計12段。カードポケットの裏にそれぞれ幅広のポケットが付き、片側が薄手のマチがついた札入れになっています。
革を素材とした長財布を持たれる方はスーツの内ポケットに財布を入れている方が多いかと思いますので、全体的に薄手のフォルムで、ポケットに入れた際に膨らまない厚さに抑えてあります。(もちろん財布の中にパンパンにカード等入れればその分は膨らみますが...)
更に、先ほどの写真にも写っていましたが、分けても持っていただける簡単な名刺入れが財布とセットになっています。
財布の中に名刺を一緒に入れている方は多いのではないでしょうか?プライベートでの出先でも、名刺を出す、出したい瞬間というのは時々あるものです。
ただ、一般的な名刺のサイズはカード類よりも5mm程横幅が広いので、カードポケットに入れることは難しく、お札と一緒に入れても端が曲がったり、汚れが付いたりします。
そこで、この名刺入れに入れておけば折れ曲がったり、汚れたりすることなくキレイなまま持っていることができます。
実際、名刺を渡したい場面でも、財布からそのままよりもこのワンクッションがあるだけで、少し丁寧な印象を与えることができるのではないかと思います。
名刺入れはカードポケット裏の幅広のポケットに入れることができます。
この長財布、普段はビルフォルダーを使っている私も、サンプル段階で2週間ほど実際に使用してみました。長財布を持つこと自体はじめてだったのですが、一番感じたことはお金を大切に扱っている感覚を持てるということです。世間では、よくお札を折らないようにということが言われるものの、正直ピンとこない部分があったのですが、いざお札を折らない財布を使ってみると、その意味が少しわかった気がします。
もちろんこちらの長財布もMunekawaで使用している革独特のエイジングを楽しんでいただくことができます。持つ人にスマートな印象を与える、そんな財布ではないでしょうか。
Munekawa 長財布
カラー:<out>ブラック、ダークブラウン、グリーン、オレンジ、ブルー <in>プレーン
29820円(税込)
こちらの製品はまだオンラインショップに掲載されておりませんので、ご注文、ご質問等は下記のメールアドレスまたはお電話にてご連絡ください。
06-6632-5700
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今日は以前紹介したold&stillの小銭入れの、Lサイズ、Sサイズを作成していました。

この写真は全て現行のMサイズ。
手の平に馴染む、ちょうど良い大きさです。
そして、下の写真が各サイズの型紙。

この形が二枚組み合わさって、上の写真のような形になります。
曲線の組み合わせで幅や高さが決まるため、たった二枚を組み合わせるシンプルなものなのに、直線のものを作る以上に頭を使います。「こことここがつながるから、ここを伸ばすとここが長くなって...」などと、立体になった現物と平面の型紙を何度も見比べながら、新たな型紙を作ります。
三つ並べると、親子のようで、かわいい仕上がりが想像できます。
Sサイズのものは本当にコンパクトサイズ。細身なことにより中で小銭がゴチャゴチャしないので、見やすくて、取り出しやすくもあります。お薬を入れるピルケースにもいいかもしれません。
一方Lサイズは大容量。ちょっとした小物入れとして鞄に入れとくと便利です。
完成品の写真はまた後日紹介します!!
楽しみにお待ちください。
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今日ご紹介するのは目打ちという道具。
いわゆる千枚通しです。革製品に限らず、洋裁や手芸全般に使われるものなので、皆さんの家にもあるかもしれません。
特に革製品専用のものがあるわけでも、高級なものを使っているわけでもありませんが、針の長さや太さ、柄の形や材質は無数にあるので、各々が好みのものを使います。また、使う目的によって違う長さのものを使用したりと使いわけたりもします。
目を打つというくらいなので本来は印を打ったり、穴を開けたりというのがその主な使い方だと思いますが、革製品を作るにあたっては、革に線を引いたり、糸を引っ張ったり、革を折る時に使ったり、ありとあらゆる場面で登場する道具です。
他の道具は製作の場面場面で必要になるものですが、この目打ちに関しては、どの作業の時に使うというのではなく、どの作業をしていても、何かしら使う道具といった感じです。

こちらは型紙に合わせて印をつけている写真です。
型紙に合わせて直接裁断する場合もありますが、いびつな形のパーツをとる時など、無駄が出てしまうことがあるので、目打ちで印をつけて組み合わせを考えてから裁断することもあります。
私は一番上の写真の真ん中の二本を普段使っています。
針や柄の長さ、針先の尖り具合が違うので、場面場面で使い分けています。何を作っている時でも、持たない日はないと言えるくらいいつも使っているものなので、とても愛着のある道具です。
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今回はキャンバスと革のコンビのトートバッグの紹介です。
トートバッグとしては定番の形ですが、艶のある革と、真鍮金具がカジュアルな中にも品を感じさせるバッグです。サイズは女性でも持ちやすいミドルサイズ。
ビジネスシーンにも合わせられます。
カラーはネイビーとベージュの二色をご用意。
どちらもブラウンの革と相性抜群の組み合わせです。
内側はポケットがひとつのシンプルな構造。マチ幅があるので、見た目以上の容量です。
底には鋲がついているので、床に置く時にもそれ程気を使わずに置けます。
この鞄、今私も毎日実際に使っているのですが、どんな服にも合わせやすいのがいいところです。
考えてみると昔からリュックサックかショルダーバッグばかり使っていたので、こういったトートバッグははじめてなのですが、無造作にモノを入れても見つけやすく、ボンボンとモノを入れてしまいます。
まだ使いはじめて間もないですが、使い込んで革がクタッとしてくるのが今から楽しみです。
さて、先日予告したとおり、明日14日から19日まで大阪・心斎橋のギャラリーにて新作の販売会を行います。
大国町と近い場所ではありますが、普段以上に多くの方にMUNEKAWAの製品を見ていただける機会なので、我々も楽しみです。
もちろん今回ご紹介したトートバッグも販売しておりますので、期間中近くにいらっしゃることがありましたら是非お立ち寄りください。
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MUNEKAWAとOLD&STILLの新作アイテムを集め
9月14日~19日まで心斎橋にて販売会を開催いたします。
皆様お誘いあわせの上、ご来店ください。
(今回の販売会は仕様変更を伴うアイテムの販売しておりません。)
また、ご来店頂いたお客様にはささやかではございますが
プレゼントをご用意しておりますので、是非一度ご来店ください。

ご不明な点がありましたら06-6632-5700までお問い合わせください。
場所詳細:大阪市中央区西心斎橋1-10-5 詳細地図
今回はまた、みなさんには(?)なものをご紹介します。
タイトルを書きながら、自分でも名前がわからず、とりあえず「青砥の板」としましたが特に名前があるものではありません。
私たち自身も製作の途中に何かと使っていますが、特に呼び名もなく地味な存在の道具です。
さて使い道はと言うと、「簡易砥石」と言うとわかりやすいでしょうか。
革製品の製作にあたって、以前にもご紹介した革包丁は使用頻度の高い道具です。この革包丁は使うほどに切れ味が落ちていくので、頻繁に砥石で砥いで、切れ味を保つ必要があります。しかし、砥ぐ作業は、やりようではありますが、一度はじめると時間のかかる作業なので、製作の最中に包丁を研いだりということはほとんどありません。
そうは言っても、分厚く、硬い革で特に長いパーツを取る時など、裁断している最中にも切れ味が落ちてくるのがわかります。そんな時、この板を使うのです。
まずは写真の緑色のところに刃をあてて、擦ることで刃のバリをとります。
次に裏返して、同じ作業をします。
(裏側はこんな感じです)
これによって、少しの間ですが、切れ味の落ちた包丁に切れ味が戻るのです。
この緑色の部分は研磨剤になっており、宝石の加工などに使うような、かなり細かい研磨剤を塗りつけてあります。そして裏は革の床面(裏側)を板にはりつけています。
とても地味な名もなき道具ですが、製作の日々の中ではいつも作業を助けてくれる大切な道具のひとつです。
*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
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革製品を作る時、手縫いのアイテム以外のアイテムでは当然ミシンを使用して縫製を行います。
このミシン、一般的にご家庭にあるようなミシンとの大きな違いとして、早く縫うことができるよう回転速度が速いことや、厚く硬い革を縫うためにモーターのパワーが強いことがあげられますが、見た目に大きく違うところがひとつあります。
それは台の部分がアームになっていることです。
こちらは台が平らな平ミシン。
家庭用のミシンでも台をはずしてアームにすることができるものはありますが、常にアームの状態で使用するのは工業用ならではではないでしょうか。
一概には言えませんが、形を変えやすい柔らかい素材を縫う時や、平面を縫う時には、台があるほうが安定するので平ミシンのほうが縫いやすいです。しかし、革製品は形のまま縫わなければいけないことも多く、立体的な構造を縫っていくので、ミシンへの入れ方に融通の利く腕ミシンが多く使われます。
下の写真のように、筒状の中を縫いたいとなると、腕ミシンでなければ太刀打ちできません。
私自身、この仕事をはじめたばかりの頃は、安定しない腕ミシンがすごく難しく感じていましたが、今では平ミシンで縫うようなところでも、腕ミシンのほうが縫いやすくなってきました。
とは言え、ミシンは革製品を作る中で一番失敗をしやすい作業。先日も筒状の深いものを縫う際、ステッチが曲がってしまいやり直しをしました...。
ただ、失敗はありながらも、やはり縫製は革製品を作る上での醍醐味。一番モノができていく感覚があり楽しいポイントでもあります。
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8月13日~17日までギャラリー・インターネットをお盆休みとさせて頂きます。
また、インターネット・FAXのご注文は、18日以降のご対応となります。
ご迷惑おかけしますが、何卒お願い致します。
また、お盆中はブログの更新もできませんが、また、お盆明けのブログを楽しみにしていてください。
今回ご紹介するのは新作の革のマウスパッド。
革の素材をいかした、高級感のある贅沢なマウスパッドです。
このマウスパッド、一見革という素材を使っている以外、普通のマウスパッドですが、ひとつ大きな特徴があります。
それは「重い」ということ。
一枚の重さ、約540g。二枚で1kgを超えるという重さです。(二枚同時に使うことはないですが...)
マウスパッドを使っていて困るのは、マウスパッドがマウスにひきずられて動くということ。裏にすべり止めをつける方法なども検討したのですが、ノートパソコンが増えた今日でも、パソコンを移動させずに使っている方が多いのではないかと思い、重さで動かなくするという仕様に至りました。また、革の高級感に重さが増すことでより、重厚な雰囲気が生まれます。
この重さの秘密が下のスチール板です。このスチール板を革の間に挟み込むことで、重さを出しています。
調べたわけではないので、自分たちで言っているだけですが...世界一重いマウスパッドではないかと思います。
デスク周りというのも、他の人にさりげなく見られている場所ではないでしょうか。整然としたデスクに重厚なマウスパッド。革製品が好きで、財布・名刺入れなど一通り揃えている、という方にオススメしたい一品です。
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今日は前回に続き、2011秋冬の新作製品についてご紹介します。
今日ご紹介するのは、munekawaで一番の人気製品である二つ折り財布「Nhon(小銭入れつき)」と「Retain(小銭入れなし」の進化版となるものです。
この財布、最大の特徴はすべての縫製を手縫いで行い、糸とホックを除くすべてのパーツを革によって作られていることです。また、細部にこだわりを持って、少しでも長く使用していただけるように工夫を凝らしています。
現行のモデルからは一部デザインとサイズ、また内側に使う革を変更しました。
それでは詳しく見て行きます。
外観はスタンダードな形の二つ折り財布。革の素材感を全面に出す、シンプルな仕上がりです。
現行モデルからの最大の変更点である、内側の革。ベルギー産の革で、繊維のつまりがよく、強さとしなやかな肌触りを兼ね備えた革です。また、着色されていない革のため、色の変化が激しく、使えば使うほどに表情を変えてくれることも魅力な革です。
内側を生成りに変更したことで、よりカッチリとした、ブリティッシュな雰囲気が出ているのではないでしょうか。
現行モデルからのこだわりのポイントである、財布の折り曲げ部分。多くの場合、この部分のステッチが擦り切れることから傷みはじめます。裏地をつけないことで、余分なステッチを減らし、壊れやすい部分を減らしています。
こちらも現行モデルから継承されている革の素材を生かした、裏地をつけない作り。上記のとおり、無駄を限りなく省くつくりが、丈夫なつくりへとつながります。小銭入れのパーツはつながず一枚でとることで、負担のかかりやすい小銭入れもより壊れにくくなります。
デザイン的な変更点である、財布上部のラウンド。ただデザインのためにこの形になっているのではありません。まず、糸を外側にまでかけることで、革の接着部分の端が開いてくることを防ぎます。しかし、現モデルのようにストレートなままで、糸をかけると糸が革より出てしまうので、長く使うと、擦り切れてしまう可能性があります。そこで擦り切れることがないように、一段下げて、糸がこすれることがないようにしてあるのです。
生地や合皮を使うことの多い、裏側のパーツや見えない部分まで、すべて本革で構成されています。

縫いは一目一目丁寧に手縫いしています。下糸側もキレイな糸目が出ることが手縫いの特徴です。
小銭入れのついていない財布はコインケースとセットでどうぞ。
コインケースも新作から、内側は生成りです。
今回の新作二つ折り財布は、今まで人気の高かったものを、更に長く、使いやすく使用していただけるように工夫を凝らした自信作です。
まだ、オンラインショップ上ではご購入いただけないですが、ご予約は受け付けております。(今ご予約いただくと、9月上旬頃のお届け予定です)また、ギャラリーにて、実際に手にとってご覧いただくことも可能ですので、興味のある方は、是非一度お問い合わせinfo@munekawa.jpください。
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以前から新作の話を何度か書いていますが、HP上では9月頃からUPする予定にしています。みなさんに見ていただける日も近づいてきているので、少しずつですが、このブログ上で先行して新作商品をご紹介していきたいと思います。
今回は以前にも紹介した「old&still」シリーズの中から、新作のコインケースです。
ラグビーボールのような形が手の平にすっぽりと収まるデザインになっています。
小ぶりに見えますが、幅があるので収納力はたっぷり。
柔らかい革を使用しているので中に入っているコインの量が少ない時には、クチュっと潰してしまえばかさばりません。
革製品というとキズが付きやすく、少し扱いづらいというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、この革は多少のキズであれば、擦ることで目立たなくなります。そしてなにより使い込んでいくことで艶が出て、独特のやれた感じが出てくるのがこの革の魅力!
作っている私たちとしても、ハードに使って、革の味わいの変化を楽しんでいただきたいと思っています。
カラーはブラウン、プレーン、ブラックの3色。
Munekawa-onlineでも9月頃から販売の予定です。
※7/26~7/28の3日間。MUNEKAWAギャラリーをお休みさせて頂きます。
ご迷惑おかけしますが、どうぞ、宜しくお願い致します。
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今日は革用の包丁の話です。
包丁とはいっても、みなさんの家庭にあるような料理用の包丁とは大きく違い、刀身が非常に短く、真っ直ぐなのが革包丁の特徴です。
また、革包丁は片刃で、表側は軟らかい鉄、裏側は固い鋼の合わせたつくりになっています。
刃の厚みや幅は幾種類もあり、どういったものを使うかはその職人さんによってきます。
また、一本の包丁ですべての工程をこなす人もいれば、数本の包丁を作業によって使い分けている人もいます。
当然、使っていると切れなくなっていくので、自分で砥がなければなりません。この時、砥石に対して刃をあてる角度も使う人の好みによって変わってくるところです。
切っては砥ぎ、切っては砥ぎを繰り返す中で、少しづつ刃が短くなっていきます。
(写真右側がより長く使用し短くなったものです)
下の写真のように逆手に持って、引きながら切るのが革包丁の切り方です。
細かい作業は手に力が入りますが、余計な力が入ると切り口が乱れてしまいます。革は切ってしまうと終わりなので、様々な作業の中でも特に丁寧に正確に進めていかなければなりません。
毎日のように使用していると、何かの時に他の人の包丁を持つととても違和感を感じたりします。よく野球選手が、他人にバットを触られると感覚が変わるから嫌だというような話を聞きますが、革職人も似たようなところがあるかもしれません。
同じ包丁という道具ですが、十人十色。一番使っている人が出る道具が包丁ではないかと思います。
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前回の続きで、実際に革に菱目打ちで穴を開けていく様子を撮影してみました。
実際に製品を作っている様子を撮りたかったのですが、先週の間に手縫い製品を作る機会がなかったため、革の端を使って再現してみました。
前回書いたようにカーブの部分は二本の菱目打ちで穴を開けていきます。目のズレがないように、はじめに開けた穴の片側に二本の刃のうち一本を入れて、穴を開けるので、この場合は本当に一穴ずつ地道に進めていくことになります。
革のカーブのラインに沿って、なめらかに穴を開けていくこと、そしてその作業をいかに早くできるかが腕の見せ所です。
一方直線の場合は、十一本の菱目打ちで穴を開けていきます。先ほどと同様一目刃をひっかけて進めていくので、十目ずつ穴が開いていくことになります。直線に穴を開ける方が簡単に思われがちですが、直線の場合は微妙なズレでもすぐにズレていることが目立ってしまうので、より正確に開けていくことが求められます。
また、これは二本目の場合でも気を付けなければならないところですが、重ねる革の枚数が多く、厚みがある場合などは、刃を斜めに打ち込んでしまうと表側(刃が入る側)と裏側(刃が出る側)でズレがでてしまい、表側はまっすぐに穴が並んでいるのに、裏側は穴が曲がっているということになってしまいます。
必ずしも平面な部分に穴を開けるばかりではなく、立体的になっていたり、浮いていたりと菱目を打ちにくい状況もある中で、常に裏の目まで意識を持って作業を進めていかなければなりません。
穴を開けることに使う道具一式です。
打ち台、ゴム板(革の床面を貼りつけています)、ゴム槌、菱目打ち
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