今回はまた、みなさんには(?)なものをご紹介します。

 

表.jpgタイトルを書きながら、自分でも名前がわからず、とりあえず「青砥の板」としましたが特に名前があるものではありません。

私たち自身も製作の途中に何かと使っていますが、特に呼び名もなく地味な存在の道具です。

 

さて使い道はと言うと、「簡易砥石」と言うとわかりやすいでしょうか。

革製品の製作にあたって、以前にもご紹介した革包丁は使用頻度の高い道具です。この革包丁は使うほどに切れ味が落ちていくので、頻繁に砥石で砥いで、切れ味を保つ必要があります。しかし、砥ぐ作業は、やりようではありますが、一度はじめると時間のかかる作業なので、製作の最中に包丁を研いだりということはほとんどありません。

そうは言っても、分厚く、硬い革で特に長いパーツを取る時など、裁断している最中にも切れ味が落ちてくるのがわかります。そんな時、この板を使うのです。

まずは写真の緑色のところに刃をあてて、擦ることで刃のバリをとります。

 

使用.jpg次に裏返して、同じ作業をします。

 

裏.jpg(裏側はこんな感じです)

これによって、少しの間ですが、切れ味の落ちた包丁に切れ味が戻るのです。

この緑色の部分は研磨剤になっており、宝石の加工などに使うような、かなり細かい研磨剤を塗りつけてあります。そして裏は革の床面(裏側)を板にはりつけています。

とても地味な名もなき道具ですが、製作の日々の中ではいつも作業を助けてくれる大切な道具のひとつです。

 

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腕ミシン

革製品を作る時、手縫いのアイテム以外のアイテムでは当然ミシンを使用して縫製を行います。

 

腕ミシン.jpgこのミシン、一般的にご家庭にあるようなミシンとの大きな違いとして、早く縫うことができるよう回転速度が速いことや、厚く硬い革を縫うためにモーターのパワーが強いことがあげられますが、見た目に大きく違うところがひとつあります。

それは台の部分がアームになっていることです。

 

こちらは台が平らな平ミシン。

 

平ミシン.jpg家庭用のミシンでも台をはずしてアームにすることができるものはありますが、常にアームの状態で使用するのは工業用ならではではないでしょうか。

 

一概には言えませんが、形を変えやすい柔らかい素材を縫う時や、平面を縫う時には、台があるほうが安定するので平ミシンのほうが縫いやすいです。しかし、革製品は形のまま縫わなければいけないことも多く、立体的な構造を縫っていくので、ミシンへの入れ方に融通の利く腕ミシンが多く使われます。

 

下の写真のように、筒状の中を縫いたいとなると、腕ミシンでなければ太刀打ちできません。

 

ssb縫い.jpg私自身、この仕事をはじめたばかりの頃は、安定しない腕ミシンがすごく難しく感じていましたが、今では平ミシンで縫うようなところでも、腕ミシンのほうが縫いやすくなってきました。

 

とは言え、ミシンは革製品を作る中で一番失敗をしやすい作業。先日も筒状の深いものを縫う際、ステッチが曲がってしまいやり直しをしました...。

 

ただ、失敗はありながらも、やはり縫製は革製品を作る上での醍醐味。一番モノができていく感覚があり楽しいポイントでもあります。

 

 

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お盆休み

 

 

8月13日~17日までギャラリー・インターネットをお盆休みとさせて頂きます。
また、インターネット・FAXのご注文は、18日以降のご対応となります。
ご迷惑おかけしますが、何卒お願い致します。

また、お盆中はブログの更新もできませんが、また、お盆明けのブログを楽しみにしていてください。

 

 

 




 

今回ご紹介するのは新作の革のマウスパッド。

革の素材をいかした、高級感のある贅沢なマウスパッドです。

 

5色.jpgこのマウスパッド、一見革という素材を使っている以外、普通のマウスパッドですが、ひとつ大きな特徴があります。

 

それは「重い」ということ。

 

一枚の重さ、約540g。二枚で1kgを超えるという重さです。(二枚同時に使うことはないですが...)

マウスパッドを使っていて困るのは、マウスパッドがマウスにひきずられて動くということ。裏にすべり止めをつける方法なども検討したのですが、ノートパソコンが増えた今日でも、パソコンを移動させずに使っている方が多いのではないかと思い、重さで動かなくするという仕様に至りました。また、革の高級感に重さが増すことでより、重厚な雰囲気が生まれます。

 

この重さの秘密が下のスチール板です。このスチール板を革の間に挟み込むことで、重さを出しています。

 

スチール板.jpg調べたわけではないので、自分たちで言っているだけですが...世界一重いマウスパッドではないかと思います。

 

マウスパッド.jpg 

 

デスク周りというのも、他の人にさりげなく見られている場所ではないでしょうか。整然としたデスクに重厚なマウスパッド。革製品が好きで、財布名刺入れなど一通り揃えている、という方にオススメしたい一品です。

 

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