焼印

今回は革に刻印を押す判についてのお話です。

このような真鍮や銅、マグネシウムで作られた判に熱を持たせて、革に焦げ目を入れます。
(手前右が「Munekawa」の通常版の判。左が長財布などで使っているネームのみの判。奥が「old and still」の判です。)

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昔は判に長い棒がついていて、火鉢などで熱したものを革に焼き付けていました。
ただ、なかなか安定して押すことが難しい上、時間もかかってしまう為、今ではこのような焼印用の機械を使って、熱を伝え焼印を押します。

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機械を使うと言っても、革の側がいつも均一なものではないので、種類や色、厚みなどの条件に応じて、熱する温度や判をあてる秒数を調整する必要があります。
特に熱を持ち過ぎたものや、あてる時間が長すぎると焦げてしまい、取り返しがつかないので、少しプレッシャーのかかる作業です。

こちらが刻印を入れた製品です。

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Munekawa <縦型名刺入れ

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ちなみにこのold and stillの刻印にはモチーフとした元ネタがあります。

それがこちら。

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イギリスの蚤の市で見つけてきた、古い活版印刷の判です。
何年前のものか定かではないですが、約100年ほど前の代物。
時間が経ったものだからこそ持つ、独特のかっこよさがあります。

Munekawaの製品もこの判のように、何十年も先の人たちにいいものだと思われるようなものを作りたいと考えています。

お休みのお知らせ

お休みのお知らせ

 

誠に勝手ながら、明日2月14日(火)Munekawaショールームをお休みとさせて頂きます。

15日(水)も定休日となりますので、2日続けての休みとなります。
 
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

今日はバレンタインデーにおすすめのアイテム、コインケースを紹介します。

 

coc2color-f.jpg前々回のこのブログで、スタッフのオススメアイテムをご紹介しましたが、その際2人ともがあげたのがこのコインケースでした。

 

2人とも実際に使っている中での実感として、男性、特にお財布をポケットに入れて持ち歩くというライフスタイルの方にオススメしたい一品です。

 

内側はこのように丸い穴が特徴の受け口と、小さなポケットがあります。

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受け口の部分を少し指で浮かせて、そこに中の小銭をひっかける形で中身が一目で確認できます。

 

下の写真の2つの小銭入れは右が新品のもの、左がスタッフが約5年使用したものです。

(ステッチの色は元々違う色です。現在は右の生成りを定番の色とさせていただいております。)

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使い込むことで革に艶が出て、柔らかく馴染み、深い色合いに変化していることがわかります。

革製品好きな方にはたまらないですね。

ポケットなど擦れることの多いところに入れて使用すると変化は早くなります。

 

このコインケースをおすすめしたい一番のポイントが「薄さ」です。

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 上と同じく右が新品、左が使い込んだものです。

はじめはハリのある革なため、その張力でふくらみがありますが、使い込むほどに革が柔らかくなり、厚みも抑えられます。

ポケットに財布を入れる男性には、この「薄い」ということがとても重要なポイントになります。

 

coc2color-n.jpg 大切に、でもハードに、長く使っていただきたいコインケースです。

 

 

コインケース<Undo> 6300円

カラー:ブラック・ダークブラウン・グリーン・オレンジ・ブルー

 

 

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*Munekawaの日々の出来事や製作のことなど→STAFF DIARY
*Munekawaの製品の紹介→Munekawa HP

牛革について

革製品の材料として、もっとも多く使われる牛革。

一口に牛革と言っても、年齢・性別によって特徴や名称が違ってきます。

今回はその違いをお話したいと思います。

 

●カーフ

生後6ヶ月以内の子牛の革。

キメ細やかでなめらかな、肌触りのよい革です。また、柔らかく、薄いので成牛と比べると耐久性は劣ります。一枚の面積が小さく、希少なため、高級素材と言えます。

小さく、薄いため鞄にはあまり使われず、高級な財布や革小物、靴などに使用されます。

 

●キップ

生後6ヶ月~2年の牛の革。

子牛と成牛の真ん中に位置する革です。カーフほどではないけれど、成牛よりはキメ細かく、柔らかく、希少な革で、成牛ほどではないけれど、カーフよりは耐久性があります。カーフに比べ、大きな面積で取れるため、高級バッグに使われることが多いようです。

 

●カウ

生後2年以上の牝(メス)で、出産経験のある成牛の革。

大判でとれるため、大きな鞄や、ジャケット、家具などにも使用され、財布やベルト、靴など様々な用途に使われる、代表的な牛革です。キップよりも厚みがあり、丈夫な革です。

 

●ステア

生後3ヶ月~6ヶ月の間に去勢した、2歳以上の雄(オス)の革。

非常に厚みがあり、堅牢な革で、こちらもカウと同様様々な用途に用いられる代表的な牛革です。

 

●ブル

生後2年以上の去勢していない雄(オス)の革。

最も厚く、硬く、丈夫な革です。繊維も粗く、主に靴底に使われるそうです。

 

主にはこのように分けられています。

人と一緒で、こどもの肌はキメ細やかで柔らかく、肌触りも良いですが、その分耐久性に欠けます。大人の特に雄は厚く、丈夫ですが、表面の繊維が粗くなってしまいます。

そういった特徴を読み取り、活かして、それぞれの特性にあった革製品をつくりあげていくのは先人たちの知恵と言えます。

もちろんこういった分け方だけでなく、その部位や加工方法によって革の特性や表情は大きく変わってきますが、革製品を見る時、その肌触りや硬さ、キメ細かさなどに注目して見てみるのもおもしろいのではないでしょうか。

 

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