タンニン鞣し革のお手入れをやってみた。 | munekawa

2018.04.19 |  革について  |  ケア用品

革のお手入れをやってみた。


本日は革のお手入れについてのご紹介です。

初めての方で「革のお手入れって難しそう」と感じておられる方はいらっしゃいませんか?

実はそんなことありません。慣れてくるととっても簡単です。

革のお手入れをご自身でやってみて、それに合わせて革が変化していく様子を感じるのも革を楽しむ醍醐味の一つだと思います。

 

レザーケアクリーム -Munekawa オリジナル-

 

Munekawaの革はもともと油分を多く含んでいる革ですので、頻繁にケアをしなくても大丈夫です。

だいたい半年に一度を目途に油分を加えてあげると、光沢が出てきて革に艶のある深い味わいが出てきます。

それでも、毎日使用するモノだと鞄からの出し入れなどで、表面上にかすかなキズが付く事もあると思います。

 

 

写真はMunekawaのWEB担当スタッフが使用している二つ折り財布「Feel card」のグリーンです。5日程前から使用していますが、早くも表面にかすかな傷がいくつか見えています。

 

そんな時は少しだけ水を付けて、クロスで拭くと目立たなくなります。早速やってみましょう。

指先に1、2滴、水滴を付けて表面に落として、指でサッと馴染ませます。

 

次に、柔らかいクロスなどで更に水滴を馴染ませます。

 

今度は、クロスを使って押し込むように少し力を入れて拭いていきます。

キズのない箇所からキズのある箇所に「色を移動させる」ようなイメージです。(あまりやりすぎると跡になってしまうので、ご注意ください)

 

 

 

Before

After

 

いかがですか?キズが目立たなくなったのがお分かりいただけますでしょうか。

ここまで所要時間約2分程。簡単でした!

 

ちなみに、こういった細かいキズは革が馴染んできて色に深みが出てくるにつれて付きにくくなってきます。ご購入後、最初は気になる方もいらっしゃるかと思いますので、その時はこのやり方を試してみてください。

 

勿論、直営店にご持参いただければスタッフがご対応させて頂きます。お気軽にご相談ください。

 

大切にお使い頂ければ革も応えてくれます。

長くお使いいただくにつれきっと愛着のあるアイテムに成長していくと思います。

レザーが成長していく様子を楽しんで頂ければ私たちも嬉しいです。

 

 

 

 

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