L字ファスナー財布Cramの製作が進んでいます。 | munekawa

2019.01.17 |  製作風景  |  財布

L字ファスナー財布Cramの製作が進んでいます。


コンパクトで機能的なL字ファスナー財布

 

 
L字ファスナー財布 Cramは昨年に新たなアイテムとして加わった小さいながらも紙幣・小銭・カードが納められるコンパクト財布。
 

 
キャッシュレスという考え方が日一日と浸透しているとは言え、それでも現金やカードの必要な場面は毎日あると思います。そんな中で持ち物を少しでもコンパクトに、機能的に収める「財布はコンパクトに持ちたい」「現金やカードは必要最低限の量をスマートに持ちたい」というご要望にマッチするアイテムとしてご好評をいただいています。

 


 
MunekawaのアトリエではL字ファスナー財布 Cramの製作が進んでいます。

製作スタッフがチームとなり連携して複数の製品を製作していきます。素材や、縫製や裁断の品質にこだわることも勿論ですが、効率やスピードも意識して製作を進めています。

 
 

ミリ単位を意識した作業

 

 

 
わずかな厚みの調整や縫製の丁寧さが、容量を確保しながらコンパクトなサイズ感を保つためには欠かせません。革という素材の性質上、ミシンをかけ間違えると穴が残ってしまうためやり直しもできないので、革を削る作業やミシンでの縫製はコンマミリ単位の違いを意識して作業を行います。

 
 

品質の差を左右する細部へのこだわり

 

 
内側のカードホルダーになる部分に捻(ねん)を引く作業です。

捻を引く事で全体の印象をシャープに引き締めてくれます。この作業の有無によって格段に商品が持つ印象が変わります。捻の有無は機能性の面では大きく影響がない部分ですが、Munekawaでは大切にしている工程の一つです。細部を丁寧に仕上げる事が機能を越えた使い心地や愛着に繋がると考えています。

 


 
近日中に完成予定。

長く使って少しずつ風合の変化と共にお気に入りのアイテムとなっていくのが革製品の魅力の一つだと思います。使って頂く方を想像しながら一つ一つ丁寧に製作して参ります。完成までもうしばらくお待ちください。

 

 

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