細部の製作風景。ミニマムウォレット 「Reduce」 | munekawa

2019.08.21 |  製作風景  |  財布

細部の製作風景。ミニマムウォレット 「Reduce」


 
 
昨日、紹介しました革財布、ミニマムウォレット 「Reduce」。
 
構造はとてもシンプル。その中にこだわりを感じられる、ちょっと「通」好みの革製品です。
 

財布に入れたい物って意外に欲張ってしまいガチ。
お札やクレジットカード、小銭、ポイントカード、領収書、時は鍵や薬、メモ帳まで入れたいという方もおられます。
そうなってくるとお財布、大きく分厚くなってきます。
そこをギュッと絞り込んで、カードと少しの現金と割り切る使い方は、とてもカッコよく感じます。
 
その財布の、とても細かな部分の製作風景を紹介します。
革財布の「四つ角」です。
 

角部に少しだけアールをつけることで、財布の角をぶつけてしまった時の折れ曲がりやダメージを軽減させる為の行程です。
それと、もう一つ、手に持った時の手当たりです。
ほんの少し角を丸めるだけで手当たりが優しくなります。
 

この部分が角張っているのとアールが付いているのとでは、見た目の雰囲気も随分と変わってきます。
「〇〇は細部に宿る」とよく言いますが、本当だなと実感させてもらえる大切な行程です。
 
 

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