天然由来だからこそ現れる、革の豊かな個性。

突然の大雨。

かと思いきや、すぐに晴れ間が差したり、不安定な夏の空模様。傘が手放せない日々が続きます。

 

本日は革の表情のお話。

以前のブログ記事でもご紹介いたしましたが、革は動物の皮から作られるもの。当たり前の事ですが、一頭として同じ牛がいないように、革にも一枚として同じものはありません。

 

一頭の牛が動いて、食べて、水を飲んで、ケガをして、生きた証がその革にもしっかりと表れています。

例えば、線状の痕のようなものが革に見られる事があります。一般的に「トラ」と呼ばれるこの痕は牛の首や肩など、関節の周りの皮にあるシワの名残です。

 

 

血筋(チスジ)」と呼ばれる、血管の痕もこうした天然皮革独自の表情の一つです。

 

皮膚の薄い部分などにこうした血筋が表れる傾向にあります。

中には、一枚の革のどの部分を使うかで血筋が多く入っているアイテムもあります。

 

Munekawaにもこうした革の個性が見えるアイテムがいくつかあります。これらは決してダメージや欠陥ではなく、品質には全く問題はありません。欧米をはじめ、日本でも革の独特の個性が楽しめる表情のある革を好む人が多いようです。

合成皮革では得られない、生物が生きた証。革が本来持つ個性は長年使用すると一朝一夕では得られない深い味わいを持つようになります。

こうした個性もまたレザーアイテムを持つ楽しみの一つではないでしょうか。