梅雨の季節の金具のお手入れ | munekawa

2021.05.23 |  革について  | 

梅雨の季節の金具のお手入れ


梅雨の時期は湿度が上がり、過ごしにくいですね。
 
 
革製品にとっても高すぎる湿度やジメジメした環境は好ましくありません。
 
 
革の状態が気になりがちですが、時々金具の様子にも注目してみてください。
 
 
 

 
 
 
ホックボタンなどに使われている金具ですが、金具の付近に「緑青(ろくしょう)」と言われるサビが出ることがあります。(写真のボタンには写っていません)
 
 
十円玉のサビなどにもみられる緑色のサビなども同じですね。
 
 
 

 
 
 
こうしたサビは、水や汗などが原因で発生します。
 
 
通気性の良いところで保管し、時々お手入れなどをすると良いと思います。
 
 
発生してしまった場合は、使わなくなった歯ブラシや綿棒などを使って取り除けます。
 
 
重曹を水で溶いたものを使用するのも効果的ですが、長時間付着すると革に影響が出ますので、使いすぎないように様子を見ながら使用してください。
 
 
 

 
 
 
革製品はどんな環境でも変化しない強い素材ではありませんが、そうでないからこその魅力もたくさんあります。
 
 
時々お手入れをしながら、長くご愛用いただけたらと思います。
 
 
その他、ご使用の上で気になることや疑問があれば、どんなことでもお問い合わせください。

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