裁断風景 | munekawa

2022.02.04 |  製作風景  | 

裁断風景


今は、L字ファスナー財布の裁断をしています。
製作する上で、どのアイテムも小さな工夫をたくさん取り入れていますが、裁断は工夫というよりかは、くどいくらい確認が必要な作業です。

生き物の皮を原料にしていますので、不規則に個性があります。
その為、ただ抜き型を並べて裁断ができるという訳にはいきません。
一回裁断するたびに確認をします。


目で見るだけでなく、革を少し曲げて確認したりしないと、表面的には綺麗でも、表皮(吟面)に割れがあったりします。
これらを瞬時に見極めて裁断をしていきます。
どこまで、精度をあげるかの基準によってスピードは変わってきますが、ここで、変な裁断をしてしまうと、製品として価値を生み出せた物をタダのロスにしてしまうので、本当に大切な工程です。


機械を使う作業に技術はほぼ要りませんが、革の目利きに相当技術が入ります。
素材によっても変わりますので、全てではないかもしれませんが、Munekawaで扱う革では裁断は、とても経験の必要な作業と位置付けています。

 
 

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