“アイデアの拾い方”のお話 | munekawa

2022.02.26 |  商品について  |  財布

“アイデアの拾い方”のお話


何か面白い構造はないかな〜

と、いつも考えている髙橋でございます。

 

素晴らしいアイデアは、目の前をゴロゴロと転がっていると思いますがなかなか気づけません。

 

多分、当たり前になっているのでしょう。

怖いですね。笑

 

そんな時に、ふとお客様とのコミュニケーションの中で、気づくキッカケを頂いたりします。

そこで、実際あった例を少しご紹介したいと思います。

 

左)新たなスリーブ 右)以前のスリーブ

 

こちらは人気のL字ファスナーCramの内側スリーブ部分です。よく見ると、形状に違いがありますよね。

横の長さが伸びております。また普段は見えない箇所も変更しました。

 

以前、お客様からこのようなご意見をいただきました。

「少し長くしてもらえると、お札を入れる際に、引っ掛からずスムーズに収納できると思います。」

 

自身も振り返ってみる使い始めやカードの枚数が増えた際に気になることがあったなと思い、会社で話し合い、変更に至りました。ありがとうございます。

 

宗川が約一年程、使用していたものです。

こちらも人気の長財布Untradのマチ部分です。

高さが非対称ですね。

 

こちらは、たまたま展示していた、片方のマチが破れていた長財布を手に取られたお客様が一言。

「こっちの方が開きやすくて使いやすそう。」

と、ぽろっと口にした言葉に「!」と頭にランプが点りました。ありがとうございます。

会社で話し合った後、長財布Untradを製作する際に応用させていただきました。

 

ちなみにキャメルの経年変化は、このようになります。

(※シミを見えなくする為に水に浸したり、オイルをたくさん入れたり、パンツの後ろポケットに入れたりして使っていたので、経年変化はかなり早い方です。下)長財布Untrad 上)二つ折り財布Feel card

 

同じ視点でいると、知らず知らずのうちに頭が固くなってしまいますが、ふと周りの方の言葉・使い方・持ち方などに注目すれば、見えてくるものがあります。

 

改めて人は人に気付かされるものだな〜と実感しております。

 

今後もたくさんの発見を製品作りに活かしていきたいと思います。

様々なご意見、お待ちしております!

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