封筒型長財布の製作・革漉き機を使った面漉きの工程 | munekawa

2019.05.18 |  製作風景  |  財布

封筒型長財布の製作・革漉き機を使った面漉きの工程


封筒の様な形が印象的な長財布「Encase」を製作しています。
 
「紙幣を取り出す時の所作を美しく」演出する長財布。金具を使用せず、封筒の形をイメージさせる、イタリア産植物タンニンなめし牛革の魅力をふんだんに感じる事ができる長財布です。
 

 
薄く、それでいて十分な収納力と強度を併せ持つ為に、各革パーツの厚みも緻密に計算しています。動画では革パーツを「革漉き機」という機械を使用して漉いているところです。
 
革パーツ全体を漉いて厚みを調節する際は、厚みが均一である事が大切です。革漉き機を使うと、そうした均一な厚みの調節が可能になります。
 
漉いた後は、革の厚みを測定するゲージに通して厚みが均一になっているか確認をしています。上部にアナログ式のメーターが付いていて、革の厚みを数値で確認する事ができます。
 
複数個を一度に製作するため、手際の良い作業が求められます。
 

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